プロフィール

・・・あの頃は笑顔が無かった・・・
・・・気持ちに余裕が無かった・・・

こんにちは カウンセラーの 神木めぐみ です。

子育てで毎日奮闘されているママ、パパの皆さま、

私は千葉県在住、現在20代になりました二男の子育てで悩んでいた事をお話したいと思います。

☆私の幼少期☆

私は両親と妹二人の五人家族で育ちました。幼少期の私は、とても大人しく物音立てずにいるため、居るのか居ないのか分からない、とよく母に言われていました。私が幼稚園生の頃、父が肝臓を患い、小学生時、父は入院しているか仕事しているか、殆ど家に居らず母子家庭の様でした。物心ついた頃から私は両親、妹二人に違和感がありました。私が右脳派、両親、妹二人は左脳派のような違いを感じており、何故この家族なのか、、、と漠然と思っており、家族と居ても楽しいと感じた事はありませんでした。なので私の意見と両親の意見は異なるのですが親の言うことは聞かなくてはいけない、と思っており、自分の意見を主張することなく親の意見に素直(心の中では反抗していました)に聞いていました。そんな違和感のある家族に心を開くことも無く、相談などした事がありませんでしたし、自分で解決する事が当たり前になっていました。

父の病気の疾患名は未だ分からず(母も覚えていないようです)肝硬変では無いけれど肝臓が悪い、同じ病気の人は亡くなる事もある為いつ父が亡くなってもおかしくない、覚悟しておくように、と小3の頃、長女の私に母は告げました。特に驚いたり不安に思う事も無く、私は父にどんな事が起きてもしっかり受け止めよう、しっかりしようと思ったのです。父は会社を経営したおりました。自分の弱い所は決して見せない為入院している事を知っている会社の方はごくわずかで出張している事にしていたそうです。私が小5位の時に父は6時間にも及ぶ大手術を受け、その後は入院することなく過ごす事ができました。肝臓は完治しませんので、毎日3回服薬していました。そして私が23歳OLだった頃に父は肝不全で亡くなりました。妹達はまだ大学生でしたので、私はOLを続け、28歳で結婚、退職しました。

☆やっと自分の居場所が☆

結婚し、やっと落ちつく自分の空間が持てたように感じました。そして29歳で長男を出産し、我が子の寝顔をみているだけで幸せを感じ、生きていると実感しました。長男はとても育てやすい子でした。長男と3歳違いで次男を出産しました。

☆驚きの連続☆

二男を出産すると浮腫みが酷く、利尿剤を服薬しており母乳が出にくい状態でしたので粉ミルクを作り飲ませていました。適量を作り飲ませると、二男は、アッと言う間に飲み干し激しく泣きわめきます。それは「足りない、足りない、早くもっと飲ませろ~」と言っているよう、長男には無いことでしたので、とても驚きました。追加で飲ませると、又ものすごい勢いで飲み干します。食欲旺盛な子なのかもしれない、と思いました。歩けるようになりベビーカーに乗らなくなった3歳頃、二男は、思い通りにならないと道の真ん中で寝ころび主張するようになりました。この行為にも驚きました。まさか我が子がこの様な事をするとは。。。通行の邪魔になってしまうので、初めはすぐに抱きかかえ立たせましたが、その後も度々ところ構わず寝ころぶようになりました。例えば長男の都合で出かけなくてならない時、二男を一人留守番させるわけにはいきません、連れて行くのですが本人は不服なのです。そんな時に体を張って私に抗議するのです。私だけではなく周りの人にも自分の気持ちを分かってほしいのです。道の真ん中に寝ころばない場合はトボトボ歩き、又は歩かず立ち止まったり。そんな二男の態度にすっかり振り回され、心身ともに疲弊していきました。二男は素直に自分の気持ちを伝えているだけなのですが、私はその態度が理解出来ず、二男に対して戸惑いと苛立ちを感じるようになってしまいました。

幼稚園に入園してから園生活でも、やりたくない事には反発し、お隣の教室へ行ってしまったり、大きな欠伸をしてつまらない気持ちを表したり、遠足など列になって歩く時など歩きたくなく無い為トボトボ歩きをし、列からかなり遅れて歩くなどと先生方を困らせていましたが、何故か先生方からは可愛がられていました。長男と次男はまるっきり正反対の性格でした。食事の好みもです。例えば、長男は和食、二男は洋食、朝食も長男は必ず白米のご飯を食べ、二男はパン(サンドイッチ)でした。(大人になっても違いが・・・長男、お酒、コーヒー大好き。二男、お酒、コーヒー飲めない、です)特に二男はいくら好きな食べ物でも、その時食べたい、と思わないと目の前にあっても食べません、今日は違う、と言うのです。この様な二男に対して、戸惑い、どうすれば良いのか、何をどうすれば良いのか、どう接すれば良いのか、と日々悩み、ストレスでメニエール病になりました。耳鳴、めまい、歩くだけで車酔いのような状態です。私は、幼い頃より家族へ心開かず、自分の考えも主張せず、又相談する事を知らないため、夫にもこんなにストレスで悩んでいる事は言えずにいました。夫は勿論二男の態度は承知していましたが、あまり重要視していませんでしたし、メニエールになった私に対しても、誰でも皆ストレスはある、との捉え方でした。何とかストレスを軽減したい、と考えた私は専業主婦でいると子供の事ばかり考えてしまう事がストレスになっている、と思い、二男が小学校に上がると学校に行っている時間内で出来るパートに出る事にしたのです。とても気分転換になりましたが、小学校に入ってもやりたい放題(自分の気持ちに素直)の二男の事で度々学校から呼び出しがありました。つまらない授業、興味の無い授業は小学校1年生の時から寝ていました。興味のある授業はとっても積極的です。宿題はやりたく無い為教科書は学校に置きっぱなしです。長男は学校の休み時間に宿題は済ませてしまっていました。小学校の先生から長男と次男の性格を足して2で割ると丁度良くなるのに。。。とよく言われていました。メニエールは良くなったもののストレスはあり、二男へは苛立つ事ばかりで、その苛立ちのまま長男に接し当たってしまっていました。ある時家族で撮った写真を見て、長男の表情が暗い事に気付き、反省しましたが私の苛立ちは日に日に増していきました。

☆皆さん、こんな事、笑えますか?☆

小学5年生だった頃の二男のエピソードにこんな事がありました。塾が終わる頃に迎えに行っていました。(二男は出かけると真っすぐ帰宅しません、必ずどこかに寄り道をするのです。なので一人にしていると帰宅時間が何時になるかわかりません。小学校の帰り道も必ず寄り道です。)その日はお迎えに少し遅れてしまいました。いつもは自習室にいて遊んで(自習室なのに)いるのですが、その日はいませんでした。塾の先生に伺うと先ほどまでいましたよ~との事でしたので行き違いになってしまった、と思い、二男が寄りそうな所を探しながら帰宅しましたが、二男は帰宅しておりませんでした。その後2時間位して帰ってきました。どこに行っていたのか、と聞くと「近所の銭湯に行っていた」と。。。その日小学生は無料の日だったので塾の友達と行っていた、との事。私が考えもつかない所に行っていたのです。銭湯へ行った事も無いのに、小学生だけで銭湯に行って良いのでしょうか、色々考えてしまいました。二男はその日銭湯に行くつもりで予め塾へタオルを持って行っていました。前もって私に話すと反対されると思ったようです。この様に突飛な行動をする二男に毎日毎日振回され増々苛立っていました。このエピソードをママ友に話してみると、皆大笑いして面白がっていたのですが、何故笑えるのか、私には全く理解できませんでした。このように気持ちに余裕がなく、イライラしている私は、一度反省したにも関わらず、長男に当たってしまっていたのです。中学生になった長男は私が二男ばかり庇っている(可愛がっている)、と見ていたようで寂しい思いをしていたのです。しっかりしている長男もまだ子供なのに、我慢ばかりさせてしまっていました。私は、全く気付いてあげられませんでした。中学生頃の子どもは一般的に反抗期と言われますが、あんなに良い子だった長男も反抗期。家で話さなくなりました。学校生活の事を聞いても必要最低限を話すだけで会話になりません。心を完全に閉ざしてしまいました。長男は高校生になっても、心を閉ざしていました。又二男も中学生になっても、やりたい放題でした。勿論中学校からの呼び出しも度々ありました。そして二男もいつも苛立っている私に心閉ざすようになりました。

☆目が覚めた感覚が。。。☆

その頃、悩みを打ち明けたわけでは無いのですが、友人に二男について少し語ってみました。そして私が二男をどうしたいのか、をちらっと話してました。すると友人に「それは親のエゴなのでは?」と言われたのです。「エゴ。。。?」頭の中でその言葉がループし、その言葉が呑み込めずにいましたが、やっと気づきました。そうなのです、私が二男に対して、こうしたい、こうなって欲しい、と思っていたことは私のエゴだったのです。二男の性格、良い所を全く無視して世間一般の「良い子」にすべき、と一生懸命になっていました。そして、そうならない二男に毎日苛立っていたのです。そして子供達の前では笑顔が無かったのです。これではいけない、自分が変わらなくては、と、やっと気が付いたのです。子供には愛情、母は毎日笑顔でいる事が大切なのに忘れてしまっていました。その日から苛立たず笑顔でいよう、と決めました。すると子供達も徐々に心を開いてくれました。

こうして振り返ってみると、なぜこんな事で思い悩んでいたのだろう、と。。。二男が生まれ、あまりにも長男と違いがあり戸惑いから苛立ちになってしまった。。。

一言でも悩んでいる事を夫や友人に話していれば、もっと早く気が付く事ができたと思いました。

そして、こんなにも悩んだ経験を役立てたい、と思い心理カウンセラーの勉強をしました。

子育ては毎日毎日本当に大変です。自分の時間も無く自分自身を振り返る事もなかなか出来ません。

でも、今、この時にご自分を振り返り「笑顔」が無いかも、、、と思われたママ、パパの皆さま。

一言で良いのです、お話に来て下さい。

一緒に笑顔を取り戻しましょう。

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